テラフォーマーズ4巻ラストと5巻のアドルフ編の感想を自分なりに書いていく。
ネタバレ注意。
5巻の内容的にかなり品のない内容になってる。
そういう意味でも注意。
アドルフの嫁であるローザの裏切りが発覚していく4巻と5巻。
「帰りを待つ人」のすぐそばに変なのがいるのがもう…。
この「どこまでも強くなれる…」の文字が小さくなっているのがアドルフの心境を写していて何とも言えない嫌な気分にさせられる。
生まれてきた赤ん坊は愛する我が子のはずが愛する女性の裏切りの象徴。
現実を直視しても目をそらしても辛い。
普通の人なら両親や兄弟、友人、未来といった心の支えがあるけれどアドルフの場合、利用され続けた人生でようやく手に入れた幸せが木端微塵に消え去るということ。
スーパーいい人のアドルフなら愛する嫁の数度の裏切りなら許してしまうだろう。
けれど托卵までしていると事情はまるで違う。
嫁の裏切りを赦すということはローザの裏切りの象徴とも言える間男の子を我が子同然に愛していかなければならないということ。
最低でも16年以上。いや一生かもしれない。
それでいて嫁がまた裏切らないなんて保障はどこにもない。
少なくとも私だったらそんな子供は愛せない。
むしろそんな子供、赤ん坊だろうが憎んでしまいそう。
(女だから托卵される可能性ほぼ0だけど)
アドルフがここまで苦しんだのも嫁を愛しているからで、この漫画に限らず現実でも(ローザや間男のような)変な男や女を愛したら大変だよなぁ。
上手く目が覚めればいいけどアドルフのように変な女を愛して愛することが辞められなかったら強い苦しみを味わうし人によってはそれだけで人生が終わってしまうこともある。
本当恐ろしい。
(変な人間を見抜く目が欲しい…)
特にローザの場合、最初は変な女どころかいい女だから見抜くのが極めて難しい。
アドルフと出会った時の年齢的にも最初から托卵目当てでアドルフに近づいたとは思えないから少なくともアドルフと出会って交際していた頃のローザは顔の傷に対する偏見もない明るくて優しい女性で当時はそれが本性でその頃の彼女の正体はアドルフの愛するローザ像そのままだったんだろう。
だからこそのアドルフの苦悩。
ローザが間男といつどんな状況で出会ったのか明らかになってないし興味もないけど彼女自身も自分がこんなビッチになるなんてアドルフと交際してた頃は予測もしてなかったんじゃ。
既婚女性と不倫して妊娠・托卵までさせる間男がまともな男とは到底考えられないし、アドルフ嫁と子はドイツ支部からも見放されてるし不倫女と間男の子して生まれたアドルフの戸籍上の子供はとても哀れ。
アドルフ嫁が一人で働いて育てていくんだろうか?
こういう女は子供に父親はアドルフだといけしゃあしゃあと教えそう。
(子供がアドルフの子である可能性も一応0ではないけどベルウッドが身内はいないと言い切っているからアドルフの子説は非常に厳しい)
托卵の体験談は面白いから読むのが大好きなんだけどこの托卵はアドルフが哀れすぎるから胸糞悪い。
勿論ローザの裏切りがあるからアドルフの悲劇性が際立ってアドルフの魅力になってるは分かってるんだけどアドルフに「お前の愛していた嫁はもう死んだんだ」って伝えてあげたい。
もう本当アドルフ嫁を電撃で爆破したい。
ちなみにこの感想はタイトルの通り2に続く。
コメント
更新されなくなっちゃったんですかね…楽しみにしていたのですが、残念です。再開されたらまた来ますね。
>通りすがりさん
返信遅れてすみません。
ブログに対するモチベーションが下がってしまい
更新する気力が湧きませんでした。
ブログは続けたいとは思っています。