極黒のブリュンヒルデ 150話 ネタバレ感想 マキナ、アメリカ大統領を殺害

極黒のブリュンヒルデ150話「宣戦布告」の感想を自分なりに書いていく。
ネタバレ注意。

アメリカ大統領が初登場。
スケールが益々大きくなってきた。

良太

先週からおかしかった目の描き方治ってない。
それどころか良太の目まで小さくなってて変になってる。
本当に目の描き方をずっと変えていくつもりなんだろうか？

良太が重要な情報を知っていることを自分で柏木に暴露。
良太は寧子が柏木に疑われていることを知らないとはいえ、自分で重要な情報を知っていることを暴露するってどうよ。

それにこのカズミ、作画おかしい。
顔の向きがおかしい。
先週から作画全般が変。

高屋

高屋はいきなり宇宙人の受精卵なんてとんでもない存在聞かされてるのに冷静な分析してるなぁ…。

140話で色々と良太から色々と事情は聞いてるけど良太は宇宙人の受精卵の存在は明らかにしなかったし宇宙人の受精卵の存在が身近にあったら普通色々と情報を聞きたいものじゃないかね？

ヴィンガルフ

確かにアメリカがヴィンガルフを潰せばカズミ達がヴィンガルフに追われることはなくなるけど、腐卵に対する研究が一番進んでいるのはヴィンガルフだろうから腐卵の対処法も一緒に消えちゃうんじゃ…。

まぁカズミがそこまで考えが及ばなかったとしてもおかしくないし、腐卵の対処法が判明したとこでカズミ達がその手段を知れる可能性は低いし、そもそもヴィンガルフが腐卵の対処法を開発出来るかどうかも怪しいから腐卵の対処法をヴィンガルフに求めるのは間違ってるんだけども。

マキナ、アメリカ大統領を殺害

（自主規制）
アメリカ大統領が宇宙人の存在をほぼ明らかにした直後、
マキナが世界一影響力持つ人類であるアメリカ大統領を殺害。

それだけではなく超大国アメリカの超重要施設であるホワイトハウスを攻撃。

マキナのこのアメリカ大統領と記者殺害で元々ただでさえ低かったマキナの最終的に生き残る可能性がさらに低くなった。
0になったと断言してもいいんじゃないか。

ホワイトハウスはマキナの攻撃を受けて半壊するまで生放送していたんだろうから、アメリカ大統領が超能力としか思えない状況で殺されたシーンも世界中に生放送されたんだろう。

間違いなくアメリカ大統領が殺された&ホワイトハウスが半壊の被害にあった、といったら真子の都市破壊以上の世界トップニュースになるはず。
もう魔法の存在が完全に世界にバレ始めてる。

というか先週の感想ではマキナはそんなに脅威に感じられないって書いたけどそれは下界に出られないからと考えていたからでこんな超遠隔でもピンポイントに攻撃出来るんじゃマキナは対策の仕様が無い。

もしマキナにもイニシャライザーのような魔法無効化能力があるなら、クロネコでもフリストでも微塵の勝ち目も無いしレンが新月で使えない期間だったとはいえへクセンヤクトにも対処法はないようだったし（タリスマンとやらの生成がマキナ対策か？）真子とはまた違った非常に厄介な敵になりそうだ。

良太も言ってるけどマキナは「敵」ね。
そこ重要。

マキナは宇宙人と地球人とのキメラだから小五郎の育てる宇宙人の赤ちゃんはマキナにとっては弟的な存在だったりするのか？

というかへクセンヤクトは胎芽の片割れをどうするつもりなんだ？
タリスマンとやらの生成に使われるなら小五郎の元にいる赤ちゃんとタリスマンは双子になるのか？
それとも胎芽を使えばマキナのような存在を作れるのか？
情報が少なすぎて絞り切れない。

宣戦布告

宣戦布告ってどこに対する宣戦布告なんだろう？
アメリカか世界か宇宙人の受精卵を確報している者（小五郎）か。
それとも高千穂の目的は現生人類の絶滅だから人類か。

ヴィンガルフVS人類といったら人数で言えば人類の圧勝なのに、少なくとも作中で人類絶命の危機が小鳥腐卵と真子暴走と二度もあった訳だし人類はかなりの劣勢だなぁ。
ヴィンガルフが宇宙人の遺跡によって得たものは世界の全てをひっくり返せる程大きい。

楽しそうにテレビをじっと見る小五郎。
もうこうなった以上、小五郎は良太の助言なんて聞かないだろうしヴィンガルフにとって小五郎は邪魔な存在のはずだから小五郎の危険が危ない。

これからヴィンガルフは小五郎を追うのか？
小五郎がヴィンガルフに見つけられたら命の危機だ。
それとも優秀さを買って小五郎がヴィンガルフ入りも僅かながらあるか？
一応書いたけどそれは考えにくいな…。

今後

「衝撃の事態に魔法使い達は…！？」って書いてあるけど
遠く離れたホワイトハウスにすら簡単に攻撃出来るヴィンガルフに天文台の魔法使いが出来ることなんてほとんどない。

小五郎に連絡を取ることも出来ないようだし出来ることは精々へクセンヤクトに事情を聞くぐらい。

今まで刺客を頭脳で解決してきた良太だってこの攻撃だけではマキナの能力なのか魔法使いの魔法なのかの判断すら出来ない。
本当もうどうにも出来ない。

先週の佳奈のこのセリフはこの「どうにも出来ない」状況への伏線だったのかもしれない。
（そういや柏木は寧子と今回のアメリカ大統領殺害を結び付けるのか？）

いきなりアメリカが出てきてアメリカ大統領が殺されて驚いたけどストーリーが大きく動き出して凄く面白い。
これぞ極黒の醍醐味。
こんなに面白いのは115話以来だ。

最近というか結構な長い期間、割とつまらなかったのはこの面白さへの伏線だったのかな。

というか極黒のブリュンヒルデという漫画自体、全体で言えばどの辺まで来たんだろう？

二部が一部と同じぐらいの長さになるとしたら全20巻ぐらいか？
そうなるとあと5巻ぐらい、1年ぐらいで終わるのかな。
うーん、終わって欲しくない…。

あと小さいことだけどカズミのデニムがショートになったりしてる。
単純な作画ミスだから単行本で修正されるだろう。
それよりも目の描き方が気になる。

今回は2300文字以上書いててちゃんと確認はしてないけど今回は今までの感想で一番文字数が多いかもしれない。
面白いから色々と書いちゃうんだよ。

来週以降はこんなに書くなんてきっと無理。