黒子のバスケ266話「誰だお前」の感想を自分なりに書いていく。
ネタバレ注意。
赤司
遂にずっと引っ張ってきた俺司が復活!
短髪赤司は僕司のイメージだから一人称が「俺」の短髪の赤司に違和感を感じるよ。
良く言えば偉大な父のもと、悪く言えば歪んだ家庭環境で育った赤司が無意識のうちに逃げ道を作った結果、僕司が作られてしまったのかもしれません。
と書いたんだけどその通りだったわけか。
俺司の方が主人格というのもさりげなく発覚したし後述するけど今週は非常に重要な回だと思う。
僕司も俺司も赤司の一部だから僕司が消えることはないだろうと思ってたけどそうすると赤司の二重人格にどう決着をつけるのかが分からない。
もしかしたら僕司人格は最終的に消滅してしまうのかもしれない。
俺司はキセキの世代が僕司を倒してくれることを望んでいたらしい。
これは俺司と僕司は対立しているということなんだろうか?
どちらにしろ赤司は誠凛戦で敗北を味わうことで絶対に勝たなきゃいけないという強迫概念がなくなって精神的に楽になる、を超えて救われるんだと思う。
それが赤司の二重人格の解決道になるのかもしれない。
根本的な元凶は厳しい父親だったわけか。
思い返してみると父親にはいつも敬語で従順だったな…。
赤司家庭環境編なんて入る訳ないから誠凛戦後に父親に自分の本音を言って家庭環境が救われる、のか?
今週は一般的に見れば非常に恵まれた環境にある赤司の不遇さが書かれていて黒子のバスケ全話の中で赤司にとっては1番重要な回だと思う。
今週を見て帝光編を読み直すとまた違った感想が生まれそう。
黛
五将ですら気づかない赤司の異変に洛山の中で一人だけ完全に気付いてた黛。
先週のヒキは赤司の異変をはっきりと感じ取っていたコマだったみたい。
やっぱり黛は賢いや。
なんか今週はずっと書かれてた伏線が遂に回収されて最後のコマの赤司のカッコよさもあって感動してる。
喜ぶのかショックを受けるのかそもそも驚くのか黒子の反応も気になるし来週が凄く楽しみ。
コメント
遂に俺司さん登場しましたねぇ~。なんか今まで散々俺司の予兆がありましたから、楽しみです。
「すべてに勝つ僕は、すべて正しい。」の勝利概念の僕司と
「キセキの世代に僕司を倒してほしい。」っていう俺司がいて赤司大変だったな~。
そしたらこの後は、誠凛vs洛山では、激しい点の取り合いになるとこが予想されますね。日向の3pや、木吉のバイスクローも見れるかもしれないですね。でも黛さんのなんかある感じも、気になりますね。
赤司の変化に誠凛でまず最初に気づくのは、必ず黒子でしょうね。なんだかんだで2年間一緒にバスケしてきましたからね。それに赤司も人間ですから人間観察の対象になっている訳ですから。
それに緑間が言ってた俺司の特殊能力も気になります(コミック26巻参照)。もしその能力がいきなり発動されたら、あと5分で対応できるか!?という疑念もあります。2点差でもリードしているのは、洛山ですから・・・。
来週も気になりますね。今週号はジャンプ買うきになりました。
前回も丁寧な返信コメントありがとうございました。
>※1さん
俺司と僕司は紫原戦で自ら変わること選んでいたように見えたので
上手くやっていってるんだと思ってたんですが
割と対立構造で驚きました。
赤司の変化に誠凛で最初に気付くのは間違いなく黒子でしょう。
冷静に「お久しぶりです」みたいな反応で
意外と驚かないような気もするんですよね。
来週の黒子の反応が楽しみです。
緑間の言ってた俺司の特殊能力って全く情報が無いんですよね・・・。(多分)
エンペラーアイと同格かそれ以上というと
どうなるんでしょうね?
俺司ようやく出たか!
最後の顔が5歳くらい老けたように見えたw
来週から楽しみだぜ!
・・さて俺司の能力はいかに!?
>白銀さん
俺司ようやく再登場しました。
読者が知っていた俺司は中学生の時のみなので
老けたように見えたのは仕方がないのでしょう。
俺司の能力を含めて私も来週が楽しみです。
今週の「黒子のバスケ」は、心に響きました。
3回繰り返し、読んじゃいました。
もう今回だけは「俺司のバスケ」でヨクね?
とか思っちゃいました。
自分のせいで、大切な仲間だったはずの「キセキの世代」を分裂させてしまったことで、「俺司」は苦悩していたんですね。
「僕司」は、自分の弱さのせいで生み出してしまった存在なので、簡単には消すことができず、そのことでも苦悩。
すべては自分の弱さが引き起こしてしまったこと。ならば、罪を背負って、敵として立ち塞がってやる。
その決意に、グッときちゃいました。
そして、望んだ通りに「僕司」が消えようとしているのに、それを待つことができない「俺司」。
黒子と戦いたいんだ、勝ちたいんだという衝動のままに立ち上がり、言ったセリフが
「オレは赤司征十郎に決まっているだろう」
もうこのセリフと、最後の1コマの絵だけで、十分です。
最後の1コマの絵って、藤巻さん、むちゃくちゃ気合入れて描いたんじゃないか思います。
真の赤司の表情が、凄すぎます。
こんな笑みを浮かべた奴に目の前に立たれたら、誰だってビビッちゃいます。
まさに、こいつは修羅か菩薩か?
来週が楽しみです。
>KKMMさん
今週の黒子のバスケはここ最近では一番の出来だったと思います。
俺司が苦悩していたというのは新出の情報なので
新たな俺司の一面で新鮮でした。
悩み方も冷静で俺司らしかったですが。
僕司の罪も自分の罪であることを認めていて
自分が背負うことを決めているところが
俺司が主人格なのを感じさせられました。
俺司が義務ではなく本心として「黒子に勝つ」という
衝動を持っているところは良かったです。
これで最初から負けたがっていたら読者として嫌ですから。
最後のコマは凄く気合いを込めて書いたのが伝わってきました。
洛山メンバーにとって俺司は初めて出会う存在なので
反応が楽しみです。
最後に、コメントからKKMMさんの黒子のバスケと赤司への思いを感じられました。