【超面白い漫画】モンキーピーク 感想 山岳ホラーパニック漫画

原作志名坂高次先生、作画粂田晃宏先生の山岳ホラーパニック漫画「モンキーピーク」
この漫画がめちゃくちゃ面白かったから興味を持って読みたいと思ってもらえるようにネタバレ無しで感想を書いてみる。

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「モンキーピーク」あらすじ

薬害問題により社会的に苦境に立たされた藤ヶ谷製薬の社員たちは、結束を高めるためレクリエーションとして谷川岳の次に死者が多いとされる岩砕山を訪れる。
キャンプ初日の夜、鉈(ナタ)を持った巨大な猿のような生物と遭遇し、翌朝同僚の惨殺死体を発見する。

その後もナタ・弓・槍などの武器を持った「猿」たちに社員たちは何度も襲撃される。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%AF

怖い、けどめちゃくちゃ面白い!

あらすじだけ読んでもこの漫画のことがいまいち分かりづらいと思うのでこの漫画を一言で言ってみる。
それは「敵の猿が怖すぎるけどめちゃくちゃ面白い山岳ホラーパニック漫画!!」

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正体不明の猿が凄まじく怖い。
凄まじく怖いのに、ただ怖いだけじゃなくて、漫画としてたまらなく面白い。

私は単行本で1巻から8巻まで一気に読んでしまったけど、週刊誌で読んでいたら毎週毎週次回が気になるヒキにヤキモキしていたと思う。
それぐらいヒキも上手い。

またページをめくったら衝撃のコマが来るように配置されているからページをめくる度にドキドキしてしまう。

もうこの漫画に夢中過ぎて頭の中で「モンキーピーク」のことばかり考えてしまう日々。
原作作画分かれてるから作画のクオリティはめちゃくちゃ高いし絵に迫力がある。
知名度は低いけど知る人ぞ知る面白い漫画だと思う。

極限状態


この漫画の醍醐味が主人公たちが山の中、現代社会から隔絶された陸の孤島で人間の限界の極限状態にまで追い詰められるところ。
ただでさえ猿たちに襲われて精神的に追い詰められているのに食料も水分もまともな補給がなく肉体的にも精神的にもどんどん追い詰められていく。

その追い詰められ方が半端ではなく飢えと渇きが読んでいて伝わってくる。
読んでいて苦しくなってしまぐらいだ。

めちゃくちゃハマってる

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私の場合、「モンキーピーク」が連載中というのもあって初めて読んだ日に現在一番ハマっている漫画になった。

次の話が1日、1時間でも早く知りたい。
それぐらい次の回が楽しみで仕方がない。

今まで「モンキーピーク」が掲載されている「週刊漫画ゴラク」は一度も読んだことなくて存在すらも碌に知らなかったけどこれからは読まなければ…!と使命感を持った。
私が漫画誌で追って読んでる漫画って実はそんなにないのに。
また「週刊漫画ゴラク」は週刊誌なので次の回も単行本のペースも早いのも良い。

どのキャラクターも行動原理に一貫性があってキャラが立っているし大量に漫画を読んできた漫画オタクの私でも100点満点と言えるぐらいの漫画。
なんというか読んでいるとクオリティから原作と作画が分かれていることを感じさせてくれる。
深く狭く人気がある漫画になるんじゃないかと思う。

あまりにもハマって「他の人の感想も読みたい!」と思って5ちゃんねるの「モンキーピーク」スレも見たけど単行本は既に9巻まで行ってるのにスレがパート5までしか言ってなかった。
それでやっぱり知名度が低いんだなぁと思ってしまった。
だったら私が書かねば…!知名度を上げなければ…!と思って微力ながらこの記事を書いてる。

正直残虐シーンもグロシーンも多いしお世辞にも万人受けする漫画ではない。
中二病患者に受けそうなオシャレ感もない。
読む人を選ぶ漫画でもあると思う。

でも私は心から面白いと思ったから残虐シーンやグロシーンや耐性のある漫画オタクには是非読んでみて欲しい。
それで「面白い漫画に出会えた」と思ってもらえたら漫画感想ブログをやっている立場からすると非常に嬉しい。

この記事ではネタバレなしでこんなに面白い漫画があるんだと知って欲しくて微力ながら書いたけど次の記事ではネタバレ大量で感想を書く。
語りたいことがいっぱいあるの!




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