古舘春一先生のバレーボール漫画「ハイキュー!!」の1巻を読破した。
自分なりに感想を書いてみる。
ネタバレ注意。
予備知識を全く持たない状態で1巻を読んだ。
この記事はあくまで1巻だけを読んだ感想。
ハイキュー!!はバレーボール漫画という事と女性人気が非常に高いらしい、という事だけ知ってた。
私は興味のあることは調べまくるし詳しいけど興味の無いことは本当にほとんど知識を持たない。
これは後者だった。
絵柄は個性が強くて同人誌っぽくない。
慣れれば読みやすい絵柄とコマ割りかな。
特にコマ割りはテンポが良い且つ読みやすくて良いと思う。
これは1巻だからかもしれないが小さなコマも沢山あって手抜き感を全く感じない。
人気漫画になると大ゴマばかりになったりするのが結構ある。
最近の漫画はそれが顕著な作品が多い。
私はその現状に萎えてる。
だからこれはかなりのプラスポイント。
今もまだ変わってないと良いけどどうなってんのかな。
コメントでネタバレしないで貰えるとありがたい。
良い悪いは別として「テニスの王子様」や「黒子のバスケ」の系統と読者層を継ぐスポーツ漫画、と強く感じた。
一番のライバルポジションが同校なんだ。
これはスポーツ漫画としては珍しいかも。
1巻の時点では親友になることが分かりきっちゃってるなぁ。
カッコいいキャラクターだけどありがちなキャラクターかも。
ライバルの影山飛雄などは少年スポーツ漫画の王道兼ベタを踏んだ設定になってる。
(この上のコマの影山、ギャグ漫画みたいな絵だ…)
スポーツ漫画に「クールな実力者」は必須といって良い程の登場頻度を誇る属性だし。
今もありがちなキャラクターのままなのかは知らない。
コメントでネタバレしないで貰えるとありがたい。
中学時代のチームメイトが足りず他の部のメンバーが助っ人になるという設定は
同じくジャンプ漫画の「アイシールド21」を彷彿させられた。
アイシルでは脅迫で助っ人になるけど。
(私は「アイシールド21」のファンで単行本全巻持ってる)
別にパクリというつもりは無いんだけどオリジナリティに欠けると感じた。
スポーツ漫画にはどうしても欠かせない目標(大体は全国制覇)、どの作品でも統一される現代という世界観、チームメイトとの友情、ライバルとの熱い激戦。
つまりは例外もあるけどどんなスポーツ漫画でも変わらない縛りがある。
それで圧倒的なオリジナリティを感じさせろ、という方が難しいし仕方がない。
そしてその縛りの中でオリジナリティと盛り上がりを出す、そこに作者の力量が試される!というのが私の持論。
でも私はこの漫画から面白いかどうかは別として1巻を読んだ時点ではオリジナリティと盛り上がりを感じない。
今はまだ「とにかく面白い!!」とは全く感じず「普通に面白い」レベル。
私は1巻読んでもう読まないと決める=自分の感覚と合わない作品も凄く多いからそれは良かった、良かった。
心から面白いと思える漫画に出会えることは私にとってはもの凄く幸せなこと。
もの凄く上から目線になっちゃうけど、この作品はまだ見限ってないからこれから化けてるのかな?と期待してる。
という訳で「とりあえず」2巻以降も読んでみる。
「とりあえず」ではあるけどこれからちゃんと楽しんで読みたいからWikipediaやPixiv大百科みたいなネタバレ見ないように頑張ってる状況。
スポーツ漫画はキャラクターの成長が著しい漫画が多いからこのハイキュー!のキャラクターも著しく成長してると良いけど。
うーん…。
思ったことを率直に書いてみたら結構厳しいことばかり書いちゃってるなぁ…。
ファンの方が見たら不快に思うかもしれない。
でもこれが私の感想の書き方だし変えられないから仕方がない。
一つ誤解しないで貰いたいのは別に私はこの作品を漫画オタクとして感想を書いただけであってこの漫画が嫌いとかは一切決して無い!ということ。
(勿論嫌いな漫画も沢山ある。)
どういう風に感想を書くかを考えながら読んでいたから純粋に漫画を楽しみながら読んでいた訳では無いかもしれない。
でもこれはもう私の癖になってるから抜けない。
どうしても感想が書けない作品も沢山あるけど。
(小畑健先生が作画した「All You Need Is Kill」は読んだけど感想が書けなかった)
あとこの記事ではスポーツ漫画に対する私の持論まで書いてるからこの先「ハイキュー!!」の感想を書いたとしても多分こんなに長く書けない。
最後にこの記事にAmazonリンクを貼りたいんだけどこのブログはまだAmazonアソシエイトの許可が下りてないから貼れないのが残念。
この前9回目(多分)の申請に断られてもう笑っちゃってるとこ。
コメント
>「テニスの王子様」や「黒子のバスケ」の系統と読者層を継ぐスポーツ漫画
この二つだと超人トンデモスポーツ漫画という印象を持ったのかな、と思いますが、ハイキューに関しては今のところ技や動きが現実的で、どちらかと言えば「キャプテン」や「スラムダンク」の様なリアル寄りの漫画ですね。
嫌味なキャラがおらず、読んでて爽やかな気分になれるので、お勧めできる漫画ですよ。
>※1さん
ジャンプスポーツ漫画伝統?の
女性人気の高いスポーツ漫画という印象を受けました。
テニヌ化はしていないんですね。
初めて知りました。
今2巻を読んでいる途中なのですが
特別作品に引き込まれた、とかは正直に書くと全く無いです。
もう少し読んでみます。
ハイキューの1巻よんだんですね!! 私はアニメと同時進行のペースで買い始めて、今は全巻(小説含め全15巻)もってます。
ハイキュー!! は初めにアニメで見て、「影山カッコいい!!」って思って漫画を買い始めました。影山の声優さんが、石川界人さん(←黒バスの、陽泉の福井さん)で、
「声カッコいい!!」
「顔カッコいい!!」
「性格好み!!」
って思って、毎回04:30に片付けが終わる部活をダッシュで帰ってアニメ見てました。それでも部活の部長、副部長、顧問の話合い(こんなんでも、副部長なんです。試合のメンバーとか決めます。)で帰れない日は、「早く見たい」って思ってました。
All you need is killは兄に貸してもらいました。面白かったです。
前回も丁寧な返信コメントありがとうございました。
>夏喜さん
ハイキューはYouTubeでEDだけ見たことありました。
ああ、このキャラクターだったんだって思い出しました。
見てないアニメでもOPとEDだけ見ることが多いんです。
副部長とは凄いですね。
バスケ部かバレーボール部でしょうか?
部活をダッシュで帰ってアニメ見るなんて青春ですね。
素敵です。
「All you need is kill」は普通に面白くて
感想を書こうとしたのですが
300文字ぐらいしかどうしても書けなくて
そのままになっています。