極黒のブリュンヒルデ134話「追いつ追われつ」の感想を自分なりに書いていく。
ネタバレ注意。
黒服
黒服はどうやって魔法使いの居場所を特定したのかと疑問に思ってたけど瑞花が最後に予知した山荘どんべぇの辺りを張っていたかららしい。
山荘どんべぇと天文台は歩いていける距離だとしても結構離れてる気もするがまぁそれなら偶然よりも遥かに納得できるか。
いや、本人たちは知らないけど奈波や瑞花は全生命体を滅ぼしてしまう小鳥を見つけようとする過程で死んだんであって現天文台の魔法使いを見つけるために死んだんじゃないだろうよ。
逃げ出した時の評価では4人ともB級魔法使いだったし。
大体黒服的には敵討ちの魔法使いを殺したとしても奈波も瑞花も悲しむだけだし何も良い事なんて無いって分かってるはずなのになぁ…。
佳奈の予知によって瑞花の予知に対策がされて作戦が失敗したから本音では自分がクビにされ暗殺される原因となった佳奈を筆頭とした天文台の魔法使いを恨んでるとか?
黒服は結構野心家っぽいし。
佳奈と初菜
真子の要領で黒服を殺害しようとしたものの返り討ちにあった佳奈。
この佳奈の怪我はまたどうせ初菜に治してもらうんでしょ…と思ってしまった。
だってどうせ現実そうでしょ。
顎を掴んで仕留めるというのは実際にはかなり難しいことだしほんの一瞬で魔法で反撃できる真子と違って一撃で仕留める必要はないからSchool Days最終回じゃないけど無難に背中を刺せば激痛で黒服を殺さずに無効化出来た気がする。
そしてカズミは無事で佳奈だけ顔がぐちゃぐちゃになったのは伏線だと思う。後述する。
黒服の立場に自分の置き換えてみると他の魔法使いが逃げないように監視しながら木が生い茂る林の中、走って逃げる人間の頭に石をぶつけるのは不可能とは言わないがかなり難しそうだけどな…。
1回失敗したらもうチャンスは無いし私だったら成功出来る自信ない。
(自主規制)
それと威力にビックリ。
エルフェンリートのベクター並みのパワーがあるならともかく人間の頭はそんなに柔らかくないと思うけど…。
黒服は1000人を超える魔法使いを殺した(死なせた)ことが判明。
この事実発覚は黒服が最終的に生き残る可能性が0になったといってもいい。
黒服は本来性格的にヴィンガルフにさえ関わらければヴィンガルフにいる程、知的好奇心は満たされないだろうけど理系のエリートとしてそれなりの幸せは手に入れてたはず。
研究員も魔法使いも関係者の家族もヴィンガルフは関わる者すべてを不幸にしてるなぁ。
高屋
ストーカー高屋に倒された黒服。
ずっと寝たきりだった理系の元研究員といったら男としては確かにかなり非力そうだ。
高屋は元々喧嘩強いし普通に考えて黒服には勝ち目はないはず。
133話で初菜が良太に未練あるように描かれたのは本心から高屋に惚れ直させるためだったのか。
佳奈が包丁を落としたかもしれないからその包丁を黒服が拾って不意打ちで高屋ダメージを負うとか?
どうなる?
佳奈姉は間違いなく黒服を追いかけるけど黒服の情報はほとんどないはず。
よって現在の黒服の居場所を特定するのは相当困難そうだ。
良太が高校生にとっては高級品のタクシーで天文台裏に大急ぎで向かってるから記者男に電話通じなくて直接伝えに行くつもりでそのタクシーを偶然佳奈姉が捕まえて良太と一緒に天文台裏に行くことになるとか?
あえて佳奈の顔だけ大ダメージを負ったということからして佳奈姉がそれを知ったら佳奈姉の性格からして佳奈の顔にそんな傷を負わせた黒服を許さないはず。
その後黒服とどうなんのかは分からないけど初菜が佳奈の顔を治す魔法を見て佳奈姉は魔法の存在を知るのかもしれない。
近いうちに佳奈と佳奈姉が再開した…みたいなヒキになりそう。
割と本気でそうなりそう。
コメント
>初菜が良太に未練あるように描かれたのは本心から高屋に惚れ直させるため
どうでしょうか?次回は高屋VS黒服の続きとその顛末が描かれて終わりな気もしますが。
いくら高屋の腕っ節が強いといっても黒服がワンパンKOされてアッサリ終了というのはないと思うので。
フリスト調教回に飛んだり、村上と寧子のトラブル回に飛んだりと、最近ストーリーの進み具合に?と思う次第です。
ここでだよねーさんを絡めるか・・・・・・。
最近の連載ごとの感想は正直書きづらいです。
唯一書けると思えるのは、カズミのこころの動向についてでしょうか?
村上への思いだけで心の安定度の振れ幅が揺れ動くってのは相当です。
かれが本当に好きなのは寧子(クロネコ)とわかってしまっているだけに葛藤が激しくなってしまう・・・・・。
個人的には今天文台メンバーよりもフリストの背景のほうに興味アリ。
彼女についてコラムをまとめるためにも「さらに登場回数を増やしてほしい」と思っています。
ヴィンガルフネタはもの凄く感想・分析をかきやすいので・・・・・・。
八咫烏さん。
>ストーリーの進み具合
これはあくまで私個人の推測に過ぎませんが、おそらく岡本先生はここしばらく登場していなかったキャラを出すことでここ最近停滞気味のストーリーを一気に進めようとしているのではないでしょうか?
>k.jさん
まとめて返信させていただきます。
黒服がこのまま終わる訳ありませんが
どうなるんでしょうね?
戦闘力的に高屋に勝つのは極めて厳しいので
魔法使いを人質にとって高屋を脅迫でもするのでしょうか?
最近はちょっとあんまりストーリーが動いてないので
次回からは一気に進んでほしいです。
繋ぎ回は必要だとは思いますが
好きではないので。
>八咫鴉さん
様々なことが同時進行しているんですよね。
よってストーリーが進みにくいのかもしれません。
私としては八咫鴉さんのブログは更新して欲しいですが
無理のない範囲でやらないと
ブログが苦痛になって更新が止まりかねないので
ゆったりやるのも良いかもしれません。
若干上から目線になってしまいました。
すみません。
フリストは生い立ちが一切明らかになっていないので
情報不足ですよね。
彼女のこともきちんと明らかになるのでしょうかね?
kjさんへ
「最近登場してなかったキャラをマンネリ打破用に使う」という意見はピッタリ合っていると思います。
笑天でしたら座布団三枚一気に贈呈します。
多分、物語の規模が大きくなりすぎていて、岡本先生の頭の中でまとめ切れていないのでは?という気がします。
管理人様へ
最近ジャグラー生活に勤しんでいることもあって、ブログがちょこちょこと更新中断しています。
極黒についても定期的に書いていきたいのですが、メインの哲学や読書紹介野ほうも進めたいし、色々とやりたいこと・やらねばならぬことがあって遅れ気味ですm(__)m
最近中断していた自作小説を再開し始めたのもあってなおのことブログ更新がストップしがちです。
今の自分にとっての優先順位を決めなければならないと思わされます。
最近の極黒の停滞具合から、質の高い物語を維持・進行させていく難しさを改めて感じました。
漫画と小説、舞台は違いますが自分も学ばねば・・・・・・。
>まぁそれなら偶然よりも遥かに納得できるか。
正直前回までは「果たして岡本先生は黒服が唐突に出現した理由付けをできるんだろうか」と不安で仕方なかったので、一応全くの偶然というわけではなくてホッとしました。
>1回失敗したらもうチャンスは無いし私だったら成功出来る自信ない。
確かに凄いコントロールですが、自分はむしろ投石の威力の凄さにビビりました。どう見ても頭蓋骨を貫通させてますが、初菜の頭が柔らかいのでなければ、黒服の投石はディクロニウスのベクター並みの威力があるのでしょうか。
>この事実発覚は黒服が最終的に生き残る可能性が0になったといってもいい。
なるほど、人殺しは生き残れない作風だからその可能性は非常に高いでしょうね。天文台チームが黒服を殺すとは思えないので、研究所からの追っ手がやってきそうです。
>八咫鴉さん
ジャグラーですか…。
パチンコとパチスロの違いもよく分かりませんが
好きな事があるのは良いことだと思います。
自作小説は出版社に応募するのでしょうか?
ネット上に発表されるのであれば読んでみたいです。
どちらにしろ頑張ってください。応援しています。
読者は常に面白い展開を求めていますから
その期待に応えていく、というのは難しいことなんでしょう。
私もブロガーとして常に質の高い記事を書きたいと思っているので
頑張ります。
>あさん
偶然ではないのには安心しましたが
山荘どんべぇと天文台から風邪のカズミが歩いていける距離は
それなりに離れていると思うので
多少の無理は感じますね…。
投石の威力の凄いですよね。
画バレ見て驚きました。
ディクロニウスのベクター並みです。
黒服が殺した1000人が全員生き返るとは到底考えられないので
最終的には死ぬこと確定でしょう。
天文台チームが黒服を殺すとはとても思えないので
どういったシチュエーションで死ぬのかこれからの展開に期待しています。