進撃の巨人64話「歓迎会」の感想を自分なりに書いていく。
ネタバレ注意。
今回は今まで出てきた情報の答え合わせといった回で重要な情報がかなり明らかになった。
立体起動バトル
洞窟内を舞台とした激しい立体起動バトルは中々面白かったと思う。
でも画力が上がったとはいえ今でも画力は割と低いからこのシーンは本当アニメになったらかなり栄えると思う。
いずれアニメ化するだろうからその時まで楽しみにしていよう。
エレンを冷たく睨むヒストリア
もがくエレンに対して随分冷たくなったな、ヒストリア…。
最愛の姉の仇の息子とは言え、なんか今まで情けないイメージばかりあったからこのヒストリアの変貌に驚いてるわ。
こうなってしまった以上、ヒストリアが調査兵団側に戻るということは無さそう。
スパイとしてならあり得るかもしれないけど、これからヒストリアはどうなっていくんだ?
座標の力
この2コマだけで今までの作中の謎が大きく明らかになってる謎の答え合わせだ。
この真相なら壁の秘密を話す権利を持つのはレイス家ってのはそれなりに納得出来るかな。
にしても座標の力はチート過ぎる。
なんでも出来るじゃないか。
もしエレンが座標の力を完全に操れるようになったら女型の巨人すら目じゃないパワーインフレが起こりそう。
その初代王ってのが壁の中の世界全てを決めた全ての元凶って訳か。
となるとそいつがライナー勢力から座標の力を奪ったわけだ。
その初代王とやらは、全ての巨人の頂点に立つ存在で全ての巨人を操る力を持っていたのにあえて三つの壁を建造し、自分達を含め人類を壁の中に閉じ込めた。
何故わざわざそんな事を?
全ての巨人を操る力があるのならそんな事する必要ないだろうに。
巨人を人間を襲わせないように操ることだって出来るはず。
その辺が腑に落ちない。
壁はいざとなった時の安全用に作っておいたかライナー勢力を恐れたからか。
でも超大型巨人と鎧の巨人ならいつでも壁を壊せるしライナー勢力達から自分たちを守るためだとは思えない。
100年前はライナー勢力がそんな進化を遂げるとは分からなかったとか?
フリーダが倫理観がしっかりした人物だと改定すると全てを知っていて、あえて世界の謎を広めなかったのはその「世界の謎」、真相が広めることが人類の為にならなったから、なのか?
フリーダが領民から絶賛されていたりヒストリアから愛されたのは記憶操作能力を使った結果ではなくフリーダの本性の結果だと推測してる。
そのフリーダがあえて語らない事を選択させるほど真相が酷い物だったのか?
現時点では置いてけぼりにされているユミルの民もそこで関わっていくのだろうか。
ロッドがあくまでヒストリアを座標にしようとしているだけで自分が座標になる気は無いんだ。
フリーダが叔父を捕食し、グリシャに食べられたように座標を巡る争いに直接関わりたくないと思ったからか、巨人化のデメリット(寿命が短い?)を考えたからか両方からか。
だとすればヒストリアはロッドにとって都合の良い人材にすぎない事もあり得るな。
レイス王家の血を引くものではないと真の力が発揮されないというのが本当かどうかは胡散臭くは感じるけど、
事実だとするとカルラがレイス家出身でエレンもレイス家の血を引いている可能性もあり得るか?
カルラは正体不明のグリシャの嫁だったりハンネスが戦うのを止めようとしていたり今でも少し謎の残る人物だし、何か設定があってもおかしくない。
ケニー
ケニーの夢はこの世界を盤上ごとひっくり返す = 座標になること。
この最後の情けない表情から嘘だとは思えない。
壁の中の世界で座標になるということは実質王になることに等しい。
だとすればケニーは王になりたかったのか。
「大いなる目標」に相応しい大層な夢だけどロッドの言う事が本当なら夢は破れたと考えられるか?
だとするとケニーが調査兵団側に立つこともあるか?
うーん、それは無さそう。
今回は重要な情報がかなり明らかになった反面、次回から大きくストーリーが動きそうかというとそうでも無さそう。
エレン救出劇になりそう。