進撃の巨人66話「願い」の感想を自分なりに書いていく。
ネタバレ注意。
レイス家
ヒストリアの記憶によるとフリーダは時々豹変してしまうほどに罪悪感に悩んでいたようだ。
ヒストリアはフリーダのことを非常に信頼しているみたいだしやはりフリーダは倫理観がしっかりした人物なんだろう。
巨人を操って壁を作り、人類を壁の中に閉じ込め壁の中の世界全てを決めたと言っても過言ではないこの作品の謎を全てを握る、初代レイスの王とは一体何者なんだろう?
恐らく初代なりの考えと理想があってこの選択をしたはず。
普通に考えてもう死んでいるだろうからエレンが思い出すことで存在が明らかになっていくのだろうか?
恐らくはフリーダも世界の記憶を知る前は人類を解放することを望んでいたはず。
フリーダだけではなくウーリやロッド父まで人類を壁の中に閉じ込めることを選ばせる「失われた世界の記憶」とは一体どんなものなのか。
どんなに酷い真実であっても100年も昔のことなんだから今の人類とは関係無さそうなのに。
読者を納得させることが出来るほどの理由なんだろうか。
ふと思ったんだけどもしかしたらフリーダは罪悪感から座標の真価を発揮できず殺されたんじゃなくて自分の意志でグリシャに食われることを選んだのかもしれない。
ヒストリア覚醒
小柄なヒストリアが小太りのロッドを投げ飛ばすなんて体格的に普通出来ることじゃない。
よってこのページのヒストリアはもの凄くカッコいい。
この選択はメンヘラヒストリアの最終的な選択、なんだろう。
ユミルは自分に正直に生きるヒストリアを望んでいてこれならユミルの思いも報われたといえるのかもしれないし。
「そんなことないよ」と伝えてくれたのがユミルとフリーダだったのか。
フリーダの豹変を思い出してもヒストリアのフリーダへの愛情は変わりないことが確認されてなんか一安心。
ヒストリアはエレン側に再び鞍替えした。
もう調査兵団の味方になることは無いだろうと思ってたからこうなるとは…と驚いてる。
巨人化
そっかリヴァイって超大型巨人を直接見たことないのか。
思い返してみればそうだ。すっかり忘れてたよ。
戦闘型というから鎧の巨人のような筋肉質の巨人を想像してたけど超大型巨人を超える大きい巨人になるのか。
基本的にはでかい = 強いだしロッド巨人はかなりの強敵になりそうだ。
実際問題として巨人化を果たしたロッドはエレンを食おうとするだろうしどうやって対処するんだ …?
唯一超大型巨人とも戦える壁の上は離れてそうだしエレンが巨人を操ろうにもウォールシーナ内だから座標として操れる自由な無知性巨人からは離れてるし。
とすると壁の中の巨人を操んのか?
もしそうなったら最終末みたいな絵面になりそうだ。
父親グリシャがどんな罪を犯していようが現在の座標がエレンであることには何も変わりはないし調査兵団もエレンの能力を必要としている。
そして現在はこのままでは仲間全員が死んでしまう超非常事態。
だったら戦うことに迷う理由なんてどこにもないのに妙にネガディブでなんか違和感あった。
エレンは本来こんな豆腐メンタルじゃないと思う。
これいつものエレン巨人体よりも遥かに大きく見えるんだけど錯覚ではないと考えて良いんだろうか。
実際問題としてこの状況下と15M級の巨人では超大型巨人を超えるサイズとなるロッド巨人体には勝てないだろうからさらに巨大化すんのかな。
巨人化は状況によってサイズが変わることは今までに明らかになってるし。
これってこの伏線だったのか。
今回は泣き言ばかり垂れるエレンと比較してヒストリアが真の意味で覚醒して完全にヒストリアが主人公の回だった。
少年漫画のような熱い展開だ。
ヒストリアは女神→無気力→敵→主人公を助ける、とどんどん考え方と立場が変わる。
今までの変化の中で私はこの変化が一番好きだな。
ヒストリアはヒロインってのとはちょっと違うんだけどメインキャラ過ぎる。
コメント
[太字]太字の文[/太字]先を知りたいどすw
>あかねさん
先を見たいですね!